Café Gijón

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スペインで最も権威のある文学賞「カフェ・ヒホン賞」が生まれた場所を訪れました。
1888年創業の’Café Gijón’は、画家サルバドール・ダリ、ピカソを始めとする、影響力のあるスペインの芸術家や文学者たちが挙って通った文学カフェとして知られています。

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店内の壁には、名立たる芸術家たちの写真や作品がズラリ。その写真の数をみれば、ここに本当に多くの著名人が通っていたことは一目瞭然。ヘミングウェイも通っていたことで有名ですが、彼が常連だったカフェはヨーロッパ中に存在します。相当のカフェ好きだったのでしょう。しかもまさかのアメリカ人。

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店の歴史を綴った本も出版されているほど。常連作家たちの作品と共に、店内で読む事ができます。

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カフェの内装は、改装などをせず、19世紀そのままのレトロな雰囲気が残されているのが魅力的。

ここのカフェでは、今もかわらず毎週木曜日に、「Tertulia(テルトゥリア)」が開かれています。
テルトゥリアとは、軽食をしながら毎回異なったテーマについて議論をする会のこと。20世紀の有識者たちは、みんな特定のテルトゥリアをもってワイン片手に語らったそうです。テーマは、文学、芸術から政治経済や社会問題までを広く扱うため、自分の興味のあるテーマの度に参加することが出来ます。

自身の経験ですが、スペインでバスに乗っているときに、喫煙について2人の乗客がもめはじめたことがありました。それを議題に乗客たちが次々に意見を言い合い、最終的にはバスの中が賛成派と反対派に分かれ、大論争に発展。そんな経験があったので、スペインでのテルトゥリアの習慣には妙に納得がいきました。スペイン人は議論好き。

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道の反対側には、広々としたテラスがあります。テラスは植木で囲まれていて、さらにその外側には大きな街路樹が植えられているお陰で、テラスは涼しくて快適。おしゃべりや読書など、みんな思い思いの時間を過ごします。

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テラスの前には、ずらーーーっと古本屋さんが並んでいます。さすが文学の聖地。ここには、いまでも文学を愛する人たちが集まります。

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テラスの横にはモダンなBARスペース。黄色と白の清潔感のあるインテリアは居心地がよい。マドリードだからか、観光客の姿は少なく、ほとんどが地元民。店員さんはスペイン語のできない私にもとても親切でした。明るくいいお店のオーラを感じます。

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サングリア €5.90

日中のスペインはとても熱いので、テラスで飲む冷えたサングリアは最高!微炭酸にほんのりとしたフルーツの甘さで、とっても飲みやすいです。喉乾いてるとグビグビいっちゃうので要注意。笑。

付け合わせに、カナッペとクロケタス付き。
クロケタスは、日本のコロッケの起源とも言われています。ジャガイモにひき肉を混ぜる日本のコロッケとは違い、ヨーロッパのものはいわゆるクリームコロッケが一般的。日本だとクリームコロッケってちょっとした高級品ですよね。子供の頃は滅多に食べられなかったから、いまだに興奮します。笑

 

Café Gijón(カフェ・ヒホン)
Paseo de Recoletos, 21, 28004 Madrid
AM7:30~AM1:30

http://www.cafegijon.com/

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グラスが!でかいっ!!

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