Cafe Schwarzenberg

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第二次世界大戦期にはソビエト軍の寄り合い場として使われていたという歴史をもつCafe Schwarzenberg(カフェ・シュヴァルツェンベルク)。

壁には弾丸の跡もあったとか無かったとか。歴史的なカフェには文人が集うというのがウィーンのお決まりですが、ここは敵軍の集ったいわば軍人カフェでしょうか。

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ウィーンらしく天井が高い気品に満ちた内装。

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ウィーンとカフェと戦争には、実はとってーも深い結びつきがあるのです。
まだヨーロッパにコーヒーが伝わっていなかった1683年、包囲攻撃に失敗したトルコ軍は、ウィーンに大量のコーヒー豆の入った麻袋を残して退散したと言われています。ところが見慣れない豆の入った袋はラクダの餌と勘違いされ燃やされる手はずに。そんなとき宮廷に仕えていた一人の軍人が、その豆を煮だすことを思いつき、ついにはお店をオープン。そこからヨーロッパ中に広まったと言われています。なんでもすぐ捨てない「もったいない精神」がコーヒーを救いました。

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廊下の壁には催しもののお知らせがびっしり。カフェはウィーンフィルの本拠地「楽友教会」や「コンツェルトハウス」から近く、コンサート前後に立ち寄る人も多いのでこういったチラシが貼られています。

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Fiakergulasch  €15.90

フィアカーグラーシュ。ハンガリーから伝わった煮込み料理を自国風にアレンジしたウィーンっ子の大好物。目玉焼きの乗ったビーフシチューです。シチューはもちろんのこと、ウィーンで食べるジャガイモの付け合わせは安定感抜群。いつもホクホクジューシーなんです。そしてまさかのタコさんウインナー。中欧でお目にかかれるとは光栄です。

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Wiener Schnitzel vom Kalb €19.90

子牛のシュニッツェル。ウィーン風のカツレツです。豚や牛、鶏バージョンもあるそう。ウィーンでは牛派が多いと聞きましたがどっちも捨てがたい美味しさです。シュニッツェルは今やすっかりオーストリア郷土料理の代表格ですが、実はイタリアから伝わったレシピ。イタリアでミラノ風カツレツと出会った軍人が持ち帰ったのだそうです。この時は負け戦だったそうですが、そのお陰で素敵な味に出会えたのでプラマイゼロです。

 

‘Cafe Schwarzenberg'(カフェ・シュヴァルツェンベルク)
Kärntner Ring 17, 1010 Wien

日曜〜金曜 am7:00 ~ pm0:00
土曜日 am9:00 ~ pm0:00

ピアノとバイオリンの生演奏
木、金曜 19:30〜
土、日曜 17:00〜

http://www.cafe-schwarzenberg.at/en/index.html

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お肉だいすき♡

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